中国のシリコンバレーと言われる深圳に行ってきた(2日目)
1日目
二日目午前中
ドローンで遊ぶ
5/25に発表されたばかりのDJIのSpark(ドローン)を深圳のとある公園(@少年宮)で飛ばして遊んだ。屋外で風があってもぶれることなく旋回が可能で、非常に安定していた。日本では200g以上のドローンは航空法に引っかかるため気軽に遊べないが深圳ではそこまで厳しくないようだった。
アジア最大の本屋へ
そのあとすぐそばにある深圳書城中心城というアジア最大の本屋に行ってきた。
アジア最大というだけあってバカでかい。客も多く、好きなところに座って読書に浸っている人がたくさんいた。
もともと深圳に本屋がほとんどなく、あったとしても個人がやっているような小さな書店くらいだったそう。それが近年深圳では読書を推奨されていることもあり、このような大きな本屋できた。ただ、ここのように人が大勢来ていて規模も大きい書店でも、書籍の電子化の流れに対して苦労している。そのためか、VRのゲームがおいてあってアミューズメント感がある場所もあった。
二日目昼
世界一の電脳街へ
このあと、世界一の電脳街があるという華強北站へ向かった。たしかにでかい。一つの建物にアキバが詰まっていて、その建物が複数個あるような感覚だ。わけの分からないメカがたくさんおいてある。その建物の上にはスタートアップのシェアオフィスがある。各会社が各デスクを保有しているような感じで、一つのフロアでも多くの会社が入っていた。深圳の現地人だけではなく、海外から来ている人も多く、中国の工学系の学生も、深圳まで働きにやってくることがよくあるそうだ。
シェアオフィスには、3Dプリンタが当たり前のようにおいてある。
パソコンとスマホ両方利用するのはナンセンスだから、スマホとつなげて利用できるパソコンのような新しいデバイスが必要だといって、(たしか)ドイツの人が一人で深圳で開発しているらしい。写真はモニタの裏側で、モニタは4Kのものだった。
他にもPepperくんのように喋るロボットを開発している会社もあった。渋谷にもスタートアップのシェアオフィスがあるが、そことはぜんぜん違う。深圳のスタートアップは、中身やサービスを作るというよりは、ハードウェアも含めて新しいものを作る、という考え方が非常に強かった。たしかに深圳はもともと工業の街、ハードウェアの街だったという背景はあるが、それにしてもハードウェアとソフトウェアの区別があまりないように感じた。
案内してくれた深圳によく行く(住んでいる)日本人たちのコミュニティの人たち。非常にお世話になりました。このシェアオフィスには彼らの席もある。
午後
深圳で開催されていたイベントへ
深圳でHitCrunchというイベントがあり、そこに日本人の高須さんというteamLabの方が登壇するとのことだったので参加してきた。Tedみたいにいろんなジャンルの人が登壇していた。今度深圳でteamLabの展示が行われるとのことで高須さんがteamLabのやっていることについてお話をしていた。テクノロジーの街ということもあり、そのセッションはかなり盛り上がった。
深圳のショッピングエリアへ
深圳のショッピングモールに行ったがめちゃくちゃ大きい。
Xiaomiというお店へ。中国のアップルのよう。スマート家電からパソコン、スマホなど安価で良いものが売っているが、残念ながら日本にはまだ来ていない。モバイルバッテリーやACアダプターを購入したがそれでも2000円ちょい。
二日目おわり
夜は鍋を食べに行き、ホテルに戻ってやっと深圳について初めてゆっくりできた。 3日目へつづく