自分を攻略していく記録

自分がやりたいことを達成するには何をすればいいのか、その攻略していく過程をつらつらと

上海に行ってきたけど想像以上にグローバルだった

今は次にやることに備えてフリーランスという名のほぼニート状態なので、時間がある今のうちにということで、観光がてら上海に行ってきた。2017年の7月にも行ったのだが、その時はほとんど観光もできなかったので今回上海らしさを感じることができた。

想像以上に綺麗な街並み

上海の南京西路エリアらへんを散策したが、かなり整っていて街が綺麗だった。東京でいうところの表参道のような感じ。物価はバラツキがあるものの綺麗なところに行くと東京より高い。汚いお店に入ると安いのだが、一定以上だと東京の方が安い状態。こっちに住んでいる日本人に話を伺ったところ、物価や地価は東京より高いし、子育てもこっちの方がもはや良いのだとか。子育てが忙しい中、フードデリバリーやタクシー配車サービスがない生活が想像できないと言われたが完全に納得。

2017年の12月にオープンしたロースタリーのスターバックス(詳しくはこちら)にも行ってきた。スターバックスの平均的なサイズと比較すると300倍の大きさを誇ると言われており、確かに大きさに圧倒されるほどだった。高級感が強く、コーヒー一杯800円とかした気がする。

南京西路の通り 世界で一番大きいスターバックス
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機械というか新しいものがそこら中に置いてあるのが中国らしくて良かった。以下は上海の地下鉄のとある駅の様子だが、自販機の形をした何かがたくさん置いてある。

謎の自販機群① 謎の自販機群②
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監視されている感の強い街

上海の中でも金融街である外滩(wai tan)に行くと監視カメラが非常に目に入った。信号のいたるところに設置されてあり、歩行者が信号無視を全然していなかった。監視されているという感覚が、人々のマナーを変えているのだろう。監視カメラではこういうふうに映っています、というデモ画像が見れるものもあったが、確かにそれを見ると悪さをするとすぐに見つかると思ってしまう。

信号の上に着いてあるカメラ 監視カメラの映像が見れる信号
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異常にデカイWeWork

先日中国人向けにメディアをやっている日本人スタートアップの開発に少し関わったのだが、彼らは上海のWeWorkにオフィスを構えていたので遊びに行ってきた。上海にWeWorkはたくさん(10個近く?)あり規模もピンきりなようだが、そのスタートアップが入っていたのは、廃墟を丸々WeWorkの建物にリノベーションした巨大なコワーキングスペースだった。WeWork 696号というところなのでぜひ上海に行く機会があれば行ってみて欲しい。

中国人以外の人もそこそこ多く、いたるところで英語が聞こえてきた。多くの人が中国語はもちろん英語でもコミュニケーションできるように感じた。深センだとまだまだそういうシーンは少ないが、上海は想像以上にグローバルな印象を受けた。もちろんWeWorkが外資ということもあるが。

上から見た光景 カフェのようなおしゃれ空間
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そのスタートアップの人とはWeChatのミニプログラムの存在が最近非常に強いという話をした。たとえば同程艺龙(tong cheng yi long)というExpediaのようなOTAサービスが今年IPOしたが、その利用者の8割はミニプログラムだそう。自社でアプリを持たなくてもミニプログラムでバイラルで広げやすくなっている。実際にミニプログラムの開発をしてみたことがあるのだが、iOSAndroidの開発に比べると工数が半分以下で済むという実感がある。ログインやシェア機能、支払い機能などよく利用する機能が提供されているのが大きい。

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WeChatのミニプログラムのランキング(2018年10月)

雑感

若い人は東京よりグローバルに仕事をしている印象を受けた(WeWorkがそもそも外資だから英語を使う機会が多いだけなのかもしれないが...)。物価や暮らしやすさもひっくるめて、正直なめていたなぁと反省した。