自分を攻略していく記録

自分がやりたいことを達成するには何をすればいいのか、その攻略していく過程をつらつらと

久しぶりに実家に帰って感じたこと

久しぶりに実家へ

4月・5月は気胸を2回発症、度々入院し、そして手術をするに至った。なかなか大変な月になったが、やっと体調も落ち着いてきたので週末を使って実家に帰ることにした。

職場が六本木ということもあり、一人暮らしで、普段はかなり都会生活をしている。断っておくが、決していい暮らしをしているというわけでもなく、単純に都会に暮らしているだけだ。横浜にある実家に戻ると、そういった都会生活では普段気が付かないことを発見できた。

時間に対する感じ方の違い

特に予定もなかったので1人で近所のららぽーとに行った。日曜ということもあり信じられないくらい混んでいた。まるで渋谷のよう。当たり前だが、年齢層が六本木で見かける人と全く違い、中高生・子連れの若い家族が大多数だった。

普段の生活で見かける人(特にスタートアップの人)を振り返ると、時間に対する考え方がシビアで、働く自分が中心にいて 時間 = 最も大切なもの という価値観なんじゃないかってくらいだが、ららぽーとや実家の方で目にする人たちは、子供が中心にあって 時間 = 楽しく過ごすもの であるように映った。なので前者のほうがキビキビ行動する一方で、後者の方はまったり過ごしているようにも見えた。もちろん、「都会で生活している = 時間が超大切でせっかちな人」というわけではなく「比較すると」時間をより大切にしている、という話である。

久しぶりに実家に帰ったのにあまり変化がない

久しぶりに実家に帰ったが(といっても今年二回目)、ここ数年暮らしが全然変わっていないと気づいた。たとえば中国の深センに行くと、行くたびに街の光景が変わっているのだが、自分の家は置いてあるものや仕組みが一切替わっていない。

今まであまり気にしていなかったが、紙のカレンダーにみんなの予定が断片的に書いてあったのが印象的だった。今だったらスマホで簡単に管理・共有ができて、それが自分の中では当たり前になっていた。他にも、入院時の保険書類を記入していたが、あまりにも複雑で、わかりにくいUIなことに気になってしまったり、書類のプリントアウトをする時のプリンタのひどいUXが気になってしまった。こんなにインターネットやIoT、VRがめまぐるしく変化しているのにうちは特に変わっていなかったのだ。変わっていたところがあるとすると、みんなiPhone8になっていたことくらい。

なんで便利なものが世の中にあるのに使わないのか

カレンダーも紙で管理するよりスマホでどこでもアクセスしたほうがいいんじゃない?とか、なぜ便利が物があるのに使わないのか聞いてみた。結局、今まで慣れ親しんだものからの スイッチングコストが死ぬほど高い ことが大きな理由のようだった。LINEくらいみんなが使っていると使い始めるみたいだが、周りが使っていないとわざわざ自分から新しいものを検討をしないようだ。

スマホに慣れ親しんだ世代から考えるとすべてアプリでやったほうが楽だし、新しいアプリを使ってみるということの障壁は低いのだが、そうでない世代がいるのも事実で、そういった世代に対するアプローチがあまりできていないのでは?、と感じた。今までのツールと同じインターフェイスで利用できるが、内部では今の技術を使うのは面白いと思う。たとえば、カレンダーの話で言うと、入力は紙のままで画像認識とかを使って入力されたデータがカレンダーアプリにリアルタイムで同期されるような感じだ。そういったところから徐々にテクノロジーや新しいものに対する理解を深めてもらえばいいのかもしれない。

まとめ

とりとめもない内容になってしまったが、テクノロジーに対する感度の違いでここまで変わってくるのか、と実感した。今までにないアプリを作って一発当てる、というよりもアプリに考えを縛られないでモノづくりがしたいと思う。