インドのOYO Roomsがめちゃくちゃキテる
OYOというインドのホテルを扱うスタートアップが$1billion調達したと話題になっていた。しかも代表は自分と同じ24歳。ざっくり言うとアジア版の安いAirbnbみたいなイメージだが、これまでのホテル会社と比べて圧倒的に伸びている。しかも拠点であるインド以外の、中国、マレーシア、ネパールといった東南アジアで急激に伸びている。特に、中国では、10ヶ月で171都市、87,000部屋のリスティングという異常な伸び方だったという。OYOは買収も積極的に行なっており、アパート管理会社のNovascotia Boutique Homesや、スマートホテルをやっているIoT会社のAblePlus、ウェディングを扱っているWeddingzを買収している。
中国では、华住酒店集団と提携を結んだりと、ローカライズが非常にうまくいっている。
WeWorkのローカライズは現地の会社の買収でうまくやってきた
海外に展開する上でのWeWorkのローカライズについて見てみる。WeWorkがシンガポールにやってきた時、現地のSpacemobというコワーキングスペースのスタートアップを買収した。このSpacemobは設立が2016年6月で、買収されたのはその1年2ヶ月後という超スピードExitである。現地の伸びている強豪を買収することでWeWorkは東南アジアでも加速していった。
travelmobの超速Exit
travelmobという会社は2012年の7月に設立されてその1年後に、HomeAwayというアメリカのバケーション向け滞在場所のマーケットプレイスに買収されている。こちらも超速Exitだ。travelmobは買収されてHomeAwayのアジア側のローカライズの役目を果たしている。HomeAwayは、中国の途家(tujia)とも提携して中国でのローカライズにも注力していた。
まとめ
東南アジアでグローバルに展開している会社は、若くても伸びているスタートアップを買収してそのマーケットに参入するのが顕著。早い会社は1年でもExitしている。とにかく早い。
参考
https://www.medianama.com/2018/06/223-oyo-expands-operations-in-china-now-present-in-26-cities/
https://inc42.com/buzz/oyo-marks-its-third-buyout-in-2018-with-online-marketplace-weddingz/